2015年7月4日土曜日

おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)が流行しています。

おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)が流行しています。
2~3週間の潜伏期の後に、両方またはどちらかの耳下腺がはれてきます。触ってもはっきりしたしこりに触れるわけではありませんが、家族など周囲の人が見るとはれているのに気がつきます。しばらくすると反対側もはれてきます。発熱は起こることも、起こらないこともあります。症状が出ない(不顕性感染)場合もあります。また、おたふくかぜ以外でも、耳下腺が腫れることもあります。周りでおたふくかぜが流行しているかどうかも診断の助けになります。
おたふくかぜには多くの合併症があります。
・無菌性髄膜炎が約50人に1人の割合で起こります。これを発症すると強い頭痛を訴え、嘔吐することもあります。
・一生治らない重度の難聴になることがあります。約1,000人に1人の割合で、年間700人くらいがかかっていると推定されています。
・脳炎が毎年約30人に起こっていて、障害が残ったり死亡したりすることもあります。
おたふくかぜはおたふくかぜウイルス(ムンプスウイルス)によるワクチンで防げる病気です。
かかっても軽症の場合が多いのですが、重い合併症を引き起こすことも多いのでワクチンによる予防が重要です。
自分の子どもだけは重症にならない、という保証はありません。
おたふくかぜワクチン(任意接種・生ワクチン)で予防します。おたふくかぜはかかっても軽症の場合が多いのですが、重い合併症を引き起こすことがあるので、ワクチン接種が重要です。1歳で1回、1回目の接種後2~4年たったら2回目を接種するのがおすすめです。
当院でもワクチン接種を行っています。

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