2015年7月10日金曜日

漱石とピロリ菌

胃潰瘍や胃がんの原因となるピロリ菌は日本人全体の半数が、60歳以上では6-8割が感染しています。20才以下では10-20%にすぎません。若い世代の感染率は低下傾向にあります。
ピロリ菌の感染経路ははっきりとわかっていませんが、免疫力の十分でない幼児期に飲食物を介して感染し、そのまま胃にすみ着くとも言われています。
衛生環境の悪かった明治・大正時代はほとんどの日本人がピロリ菌に感染していたと思われます。夏目漱石が胃潰瘍で命を落としたのは有名な話です。漱石の潰瘍の原因がピロリ菌感染であったことはほぼ間違いないと思われます。
ピロリ菌に感染すると慢性胃炎が起こり、胃潰瘍や十二指腸潰瘍、胃がんができやすくなります。ピロリ菌の感染者は非感染者より胃がんのリスクが5〜10倍高くなります。
漱石も除菌していれば、もっと長生きして傑作をもっと輩出していたかもしれませんね。


中川恵一氏の文献を一部引用しました。


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品川内科クリニック
http://www.shinagawa-c.com

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