2015年7月22日水曜日

胃がんと塩分とピロリ菌

今日もゲリラ豪雨のような雨でした。
通勤、通学注意してくださいね。

胃がんの患者さんのほとんどがピロリ菌に感染していますが、ピロリ菌に感染したからといって胃がんに必ずなるわけではありません。ネズミにピロリ菌を感染させた実験では一匹も胃がんになりませんでした。しかし、ピロリ菌に感染したネズミに多量の塩を与えたところ胃がんが頻発しました。つまり、ピロリ菌に感染している人が、塩分過多になると、胃粘膜の炎症が進み、胃がんを発症しやすくなるということです。胃がん患者が塩分を多くとる東北地方にみられ、胃がんによる死亡率が一番高いのは秋田県で、青森県、山形県が続きます。
私たちの食卓には、味噌汁や漬け物など塩辛い食品が欠かせません。日本人の塩分摂取量は減ってきたとはいえ、まだまだ、世界トップクラスです。高かったピロリ菌感染率と並んで塩分摂取量の多さが日本が胃がん大国である大きな理由といえます。
今夜から減塩に挑戦してはいかがでしょうか?

胃カメラ、 内科診察の初診受付サービスを行っています。
HPを参照ください。
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2015年7月21日火曜日

ピロリ菌は胃がんの発がん因子

梅雨が明けそうであけませんね。蒸し暑い日が続きます。

かってストレスが胃潰瘍の原因と言われていました。阪神大震災の直後に胃潰瘍の患者が増えた際、ストレスが原因といわれましたが、患者の83%がピロリ菌感染者でした。逆にピロリ菌に感染していない人はほとんど胃潰瘍は発生しませんでした。ピロリ菌感染とストレスが、胃潰瘍のリスクを高めたと考えられました。ピロリ菌は胃がんの原因で、1994年世界保健機関(WHO)はピロリ菌感染を胃がんの確実な発がん因子と認定、最高の危険性を示す「グループ1」に分類しました。
強力な発がん性で知られるタバコやアスベストと同じグループです。
そう考えると恐ろしい菌であることがわかります。
早めの検査をお勧めします。

当院で特定検診をされた方にピロリ菌検査を無料で実施しています。詳しくがお問い合わせください。
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2015年7月15日水曜日

ありがとうの大切さ

「ありがとう」という言葉の大切さを実感します。
相手に「ありがとう」と言われた時はとても嬉しい気持ちになります。「ありがとう」と言われるのを期待している訳ではないのですが、言われると気持ちのよいものです。
自分も「ありがとう」と相手に言って感謝の気持ちを示すことで、自分も相手もよい気持ちになります。
日本人は黙っていても相手がわかるというあうんの呼吸を大切にするところがありますが、やはり、気持ちをきちんと伝えることは大切なことです。
井上裕之先生も「ありがとう」の大切さを著書の中で書き記していますし、「ありがとう」と言うときも気持ちを込めて言うことが大切と先日言っておられました。
いろいろなことに「ありがとう」という感謝の気持ちを持ちながら毎日を過ごしていきたいと思います。


苦しくない胃カメラを。
高血圧・糖尿病・高コレステロール血症などの生活習慣病の治療
品川内科クリニック

低血糖症(血糖異常症)について

毎日暑いですね。
このような時は体調を崩しやすいので気をつけてくださいね。
低血糖症(血糖異常症)についてご存じですか?
血糖値の調節は、個人差が大きく、その変動に伴う自律神経の変動に伴って様々な身体症状・精神症状がでます。
例えば、動悸、頭痛、めまい、ひどい疲労感などがあります。
一般に原因不明の不定愁訴といわれることが多く、治療がされないままでいることが多いのです。
うつ、パニック障害、慢性の頭痛やめまい、慢性疲労症候群なども低血糖症に関係することが多くあります。
低血糖症を原因とするこれらのつらい症状は
血糖値の変動によって自律神経が刺激される一方で、自律神経の刺激によって血糖値が変動するという悪循環を作っていることが多く、なかなか改善が困難です。しかし、低血糖症を正しく理解し、医師の指導のもとで正しい食事と必要な栄養素をとることで改善がみられます。
思い当たる方は受診をお勧めします。


苦しくない胃カメラを。
品川内科クリニック

2015年7月10日金曜日

漱石とピロリ菌

胃潰瘍や胃がんの原因となるピロリ菌は日本人全体の半数が、60歳以上では6-8割が感染しています。20才以下では10-20%にすぎません。若い世代の感染率は低下傾向にあります。
ピロリ菌の感染経路ははっきりとわかっていませんが、免疫力の十分でない幼児期に飲食物を介して感染し、そのまま胃にすみ着くとも言われています。
衛生環境の悪かった明治・大正時代はほとんどの日本人がピロリ菌に感染していたと思われます。夏目漱石が胃潰瘍で命を落としたのは有名な話です。漱石の潰瘍の原因がピロリ菌感染であったことはほぼ間違いないと思われます。
ピロリ菌に感染すると慢性胃炎が起こり、胃潰瘍や十二指腸潰瘍、胃がんができやすくなります。ピロリ菌の感染者は非感染者より胃がんのリスクが5〜10倍高くなります。
漱石も除菌していれば、もっと長生きして傑作をもっと輩出していたかもしれませんね。


中川恵一氏の文献を一部引用しました。


胃カメラ、ピロリ菌検査・除菌を行っています。
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2015年7月9日木曜日

暑い日でした!

今日は蒸し暑く、すこし歩いただけでも汗だくになりました。
診断・治療に迷うとき、他の先生に御相談することがあります。
先日も小児の患者さんの診察で治療方針の判断に困りましたのでご相談し、的確なアドバイスをいただきました。
医学の知識を持っておくことは当然ですが、医療は教科書の通りにいかないことも多く、いろいろな経験を積んだり、教えていただくことも大切です。努力もしないで、聞くだけの受け身の姿勢は厳に慎むべきですが、どうしてもわからないことを相談することも必要です。幸い、周りにいるいろいろな科の先生方(先輩から後輩にいたるまで)に恵まれ、困ったときは相談に乗っていただいています。
医療機器が進歩して検査データが中心の医療になっていますが、やはり患者さんとじかに接して、いろいろなことを総合的に考え、診断・治療できることが最も大切と考えます。

2015年7月4日土曜日

おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)が流行しています。

おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)が流行しています。
2~3週間の潜伏期の後に、両方またはどちらかの耳下腺がはれてきます。触ってもはっきりしたしこりに触れるわけではありませんが、家族など周囲の人が見るとはれているのに気がつきます。しばらくすると反対側もはれてきます。発熱は起こることも、起こらないこともあります。症状が出ない(不顕性感染)場合もあります。また、おたふくかぜ以外でも、耳下腺が腫れることもあります。周りでおたふくかぜが流行しているかどうかも診断の助けになります。
おたふくかぜには多くの合併症があります。
・無菌性髄膜炎が約50人に1人の割合で起こります。これを発症すると強い頭痛を訴え、嘔吐することもあります。
・一生治らない重度の難聴になることがあります。約1,000人に1人の割合で、年間700人くらいがかかっていると推定されています。
・脳炎が毎年約30人に起こっていて、障害が残ったり死亡したりすることもあります。
おたふくかぜはおたふくかぜウイルス(ムンプスウイルス)によるワクチンで防げる病気です。
かかっても軽症の場合が多いのですが、重い合併症を引き起こすことも多いのでワクチンによる予防が重要です。
自分の子どもだけは重症にならない、という保証はありません。
おたふくかぜワクチン(任意接種・生ワクチン)で予防します。おたふくかぜはかかっても軽症の場合が多いのですが、重い合併症を引き起こすことがあるので、ワクチン接種が重要です。1歳で1回、1回目の接種後2~4年たったら2回目を接種するのがおすすめです。
当院でもワクチン接種を行っています。

2015年7月1日水曜日

蚊媒介感染症に注意を

国内において、注意が必要な蚊媒介感染症としては日本脳炎、デング熱があります。日本脳炎はワクチンが有効ですが、デング熱はワクチンも予防薬もありません。蚊媒介感染症の予防には蚊に刺されないための対策が有効です。

①長袖長ズボンを着用する。
②忌避剤を使用する。
③雨水がたまる容器などは定期的にたまった水を捨てる。
などがあります。

梅雨があけるともうすぐ夏がきます。
みなさんも注意してくださいね!


鳥栖市弥生が丘  品川内科クリニック
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